MT5のバックテストのやり方。

MT4ではバックテストをする為に色々面倒なことをしていたと思います。人によってバックテストデータのダウンロードは違っていました。1分足のヒストリカルデータをダウンロードして、5分から週足までの各足を生成する方法、メタクォーツ社のデータを使う方法、Alpari社のMT4を使う方法、有料のTDS(Tick Data Suite)を使う方法、他のもありましたがMT5は基本的に簡単にダウンロードして使えます。面倒な事はありません。違う方法もありますが、そこまでする必要もないと個人的に思います。では、MT5のバックテストのやり方を解説していきます。

MT5をダウンロードする

各社MT5を取り扱っているのお好きなブローカーを使うのが良いと思います。しかし、通貨ペアシンボルの末尾に『.』や『小文字』などが付いている場合はデータがダウンロードできない場合があると思います。私の使ているExnessのMT5でヒストリカルデータがダウンロード出来ませんでした。EURUSD通貨ペアシンボルの末尾に小文字のmが付いて『EURUSDm』となっています。ヒストリカルデータは3か月位しかありませんでした。そこでXMのMT5にしたところ無事ダウンロード出来ました。特にこだわりが無ければXMを使ってみましょう。

XMからMT5をダウンロードする

EAのインストール

バックテストをする前にEAを指定のフォルダに入れる必要があります。

1、『ファイル』⇒『データフォルダを開く』をクリック

 

2、『MQL5』のフォルダを開く

 

3、『Experts』のフォルダにEAをコピペする。

MT5のヒストリカルデータのダウンロード

1、チャート上に表示可能なバーの数を増やす設定をします。『ツール』⇒『オプション』をクリックします。

 

2、『チャート』のタブをクリックすると、『チャートの最大バー数』を『Unlimited』に選びます。下の『OK』をクリックしてください。

 

3、ヒストリカルデータをダウンロードする。

3-1 時間足のヒストリカルデータをダウンロードする場合

チャートバーのタブをクリックして、通貨ペア、時間足、期間を選択し『情報呼出』をクリックします。決まっている時間足の場合はこちらの方がダウンロードが早いです。

 

3-2 ティックのヒストリカルデータをダウンロードする場合

ティックのタブをクリックし、通貨ペア、期間を選択し『情報呼出』をクリックし、ダウンロードが完了するまで待ちます。

 

MT5のバックテスト

ストラテジーテスターの『概要』から『単一』を選びます。

 

EAの設定

・エキスパート  バックテストをするEAを選択する

・銘柄 バックテストをする通貨ペアなどを選択する

・日付 バックテストの期間を設定する

・フォアードテスト バックテストの場合は基本的に『キャンセル』を選ぶ

・延滞 サーバーに注文が送信され、約定するまでの遅延時間を設定できる

・モデル  基本的に『全ティック』を選ぶ

・入金 初期証拠金を設定できる。

・オプティマイズ バックテストの場合は基本的に『無効化』を選択する。

 

EAの設定が終わったら『スタート』を押すと、バックテストが開始される

 

以上がMT5で簡単にバックテストをする方法です。

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